ジョギングだけで、すぐに体重を減らすのはとても大変なことだな。
体重計に乗ってすぐに結果が得られるわけではないので、そのうちにモチベーションが下がる。
すると、ダイエットを続けることができなくなり、ジョギングダイエットに失敗してしまったという人もいるかもしれないな。
今回は、そんなジョギングダイエットが、そもそも本当に効果的なのかどうかを紐解いていこう。
ジョギングはそもそも良いの?
ジョギングは健康効果のある有酸素運動だといわれていて、とても良い。
何といってもランニングと違い、ペースもゆったり。
隣の人と話しながら走っても息があがらない程度のスピードでいいので、運動が苦手な人でも取り入れやすいですし、続けやすいことがメリットだ。
さらに、有酸素運動は脂肪を燃焼できるので、ダイエットをしている多くの方がジョギングを取り入れているぞ。
有酸素運動?無酸素運動?
有酸素運動というのは、運動をしながら「呼吸をする」ものと考えてくれ。
たとえばジョギングなら息を吸っては吐くを繰り返しながら行うだろう?
水泳も息継ぎがあるし、エアロバイクでも同じことがいえる。
無酸素運動とは、有酸素運動とは反対に運動しながら「呼吸をあまりしない」ものと考えてくれ。
たとえば短距離走の50mくらいなら、息をしないで走り切るそうだ。
その他にもウェイトリフティング・ダンベル・腕立て・懸垂なども最初に息を吸って、後は力を入れる際に吐き続けるものなので、無酸素運動と呼ばれている。
ちなみに有酸素運動がダイエットに良い理由は脂肪を燃焼させてくれるからだ。
よく有酸素運動は20分経過してから燃えはじめるから、20分以上運動を続けなければ意味がないという人もいるが、それは違うぞ。
20分以内でもしっかりと脂肪は燃焼されているんだ。
ただ、運動をはじめると最初に燃え始めるのは糖質といわれているので、最初は糖質>脂肪という比率であり、20分を超えたあたりから脂肪>糖質となるんだ。
消費カロリーは?
ダイエットに効果的とされていて、多くの人が取り入れているジョギングだが、その消費カロリーはどのぐらいなのだろうか?
体重50kgの人だと30分で183kcalと、思ったより消費されるカロリーが低いと思ったのではないだろうか?
効果的なジョギングダイエットとは?
ジョギングでのカロリー消費を読んでもらうと分かると思うが、ジョギングだけでの消費カロリーは思っているよりも多くない。
それを踏まえたうえで、ジョギングダイエットを成功させるには、運動と合わせて食事を制限させる必要があるぞ。
それには日々カロリーコントロールを計算する必要があるが、難しいものではない。
まず、消費カロリーと摂取カロリーをご存知かな?
消費カロリーとは、概ね基礎代謝量と考えてくれ。
寝ているだけでも心臓が鼓動し、他の内臓が働いているだけで消費するカロリーのことだ。
一方で摂取カロリーとは、あなたが飲んだり食べたりして体外から取り入れるカロリーのこと。
(例)体重60kgの人の1日の消費カロリーを計算すると「1800」となります。
この1800カロリーよりも摂取カロリーが少なければ体重は減っていくわけだ。
だが、ダイエットで忘れてはいけないのが、人間には最低限摂取しなければいけないカロリーがあるということ。
例えば1800カロリーを身体は必用としているのに、300カロリーしか摂らない日々を続ければ体重は落ちるだろうが、人体に異常をきたす可能性が出てくるな。
だから、ダイエットは健康的に消費カロリーと摂取カロリーのバランスを計算しながら行っていくのがベストなんだ。
そして、ダイエットは1日単位の結果ではなく、1ヶ月単位のカロリー計算で行うほうがいいぞ。
ジョギングはダイエットに向いてる?
ここまで色々とお伝えしてきたが、結果的にジョギングはダイエットに向いているのかと問われれば、答えはYESだ。
ジョギングは取り入れやすいですし、運動不足の改善にもなる。脂肪を燃焼すると同時に血液の流れも良くすることができるからな。
摂取カロリーの計算をして、食事制限が必用になってくるとなると、好きなものを食べたい!と思う人がいるでしょうけど、週に1度くらいは自分を甘やかす日を作ってもいいんじゃないか?
ただし、もちろんカロリーの摂りすぎには注意をしながらだぞ。
まとめ
私もダイエットをしているが、そこで、自分の体を知るために購入したものがある。
それをあなたにもオススメしたい。
それは…
体重計だ。
最近の体重計は、スマホやアップルウォッチなど、他のデバイスと連携しており、血圧や消費カロリーのデータを簡単に知ることができるぞ。